神職託宣「今年は大豊作」 千葉・流山の三輪茂侶神社で作柄占うヂンガラ餅 [2)伝統・文化]
産経ニュース
神職託宣「今年は大豊作」 千葉・流山の三輪茂侶神社で作柄占うヂンガラ餅
千葉県流山市三輪野山の三輪茂侶神社で8日、男たちが鏡餅を奪い合い、餅の割れ方で新しい年の農作物の作柄を占う民俗行事「ヂンガラ餅」が行われた。
神社は平安時代の公式記録「延喜式(えんぎしき)」に名が残る歴史を誇り、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願うヂンガラ餅も、開始時期が分からない長い伝統。地域を上げての正月行事だが新型コロナウイルスの影響を受け、昨年に続いて、規模を縮小して実施された。
3升と5升の大きな鏡餅が用意され、裸の男たちの激しい奪い合いが習わしだが、今年はマスク、はんてん姿の15人が柱に3升の餅を押し付けると、たちまち「真っ二つ」になり、神職の託宣は「今年は大豊作」だった。
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