１２月４日から１７日にかけ、岩手山演習場（岩手県滝沢市）や、王城寺原演習場（宮城県色麻町など）などで、陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練「レゾリュートドラゴン２１」が行われている。
第９師団第５普通科連隊（青森駐屯地＝青森市）など日本側約１４００人、第３海兵師団第４海兵連隊（キャンプ・シュワブ＝沖縄県名護市）など米軍約２６５０人が参加した。日本国内で行われる日米共同訓練としては大規模なものとなる。
これまで北海道の防衛警備を担当する北部方面隊と、米海兵隊による「ノーザンヴァイパー」訓練が行われてきた。今後、同訓練を、他の方面隊でも実施することとなったため、訓練のコードネームを改めた。今回は、その初めてとなる訓練となる。
米海兵隊は、これまでの敵地への強襲上陸を主たる戦術としてきた点を改め、敵の長距離ミサイルなどの射程内という危険な中で行動する海軍の作戦を陸上からサポートするとともに、前線に拠点をつくり、海軍と共同して、沿岸域作戦を展開していく。
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