城主や家紋のデザインで収集家も 千葉県で「御城印」続々

城主や家紋のデザインで収集家も　千葉県で「御城印」続々

2020.10.23 21:40 ライフ くらし

久留里城（君津市）の御城印　（ｃ）山城ガールむつみ

　千葉県内各地に残る城・城跡について、外観やゆかりのある城主、その家紋などをあしらったポストカードの一種「御城印（ごじょういん）」の発行が相次いでいる。千葉城とも呼ばれる猪鼻城址（千葉市）や佐倉城（佐倉市）などがあり、２４日時点で約３０種類とみられる。来県客が複数の城跡を訪ね歩けば、飲食や宿泊などを含め、地域活性化への効果も期待できる。千葉県の特徴は山城の多さで、まだまだ新しい御城印が出てくる余地があるという。

　御城印は１枚数百円。神社や寺院で記念に押してもらう「御朱印」のブームに続く形で、全国で発行が本格化した。収集を趣味にする人も多く、観光客誘致に重要な役割を果たしつつある。

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