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イラク“闇の組織”の襲撃続発、背後にイランか、外国勢力介在も

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 反政府運動が続くイラクの首都バグダッドで、デモ隊の拠点を武装組織が襲撃し、少なくとも25人が死亡、100人以上が負傷する事件が起きた。「襲撃はイランが仕組んだ」との非難が高まる中、反イラン派がデモ隊の護衛に駆け付けるなど、現場は騒然とした空気に包まれている。混迷深まるイラクはどこへ向かうのか。

治安部隊と対峙するバグダッド市民(AP/AFLO)

周到に計画された犯行

 襲撃は12月6日の夜8時ごろ、デモ隊の拠点「タハリール広場」に近いところで起こった。目撃者らの話として現地から伝えられるところによると、車数台に分乗して拠点に突っ込んだ武装グループが自動小銃を乱射、火炎瓶を投げつけたり、ナイフで襲ったりするなど無差別殺りくを実行した。

 死亡した中には、デモの参加者のほか、警備していた警察官や駆け付けた軍人も含まれ、10月初めにデモが始まって以来、最悪の事態となった。一連の衝突などでの死亡者は460人を超えた。現場は大河チグリス川にかかる橋のたもとで、デモ隊が近くのビルを反政府行動の本部としている。バグダッドでは5日にも、別の場所で武装集団がデモ隊を刃物で襲撃、13人が死亡する事件も発生していた。

 

 

 

 


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