大嘗祭で使う新米を奉納 悠紀・主基地方の大田主が参列 [2)皇室・ニュース]
産経ニュース
大嘗祭で使う新米を奉納 悠紀・主基地方の大田主が参列
皇位継承に伴う重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」で使う新米を納める「新穀供納(しんこくきょうのう)」の行事が15日、皇居・東御苑に建設中の大嘗宮(だいじょうきゅう)の一角で行われた。米を収穫した東日本の悠紀田(ゆきでん)(栃木県高根沢町)と西日本の主基田(すきでん)(京都府南丹市)それぞれの耕作者である大田主らが参列した。
行事は悠紀地方から始まり、大田主の石塚毅男さん(55)らが白い装束姿で、新米を入れた「辛櫃(からひつ)」を担いで斎庫の前に運び入れた。宮内庁幹部が中身を確認した後、宮中祭祀をつかさどる掌典(しょうてん)職が新米をはらい清め、斎庫に収納。主基地方も大田主の中川久夫さん(75)らが同様の所作で行事に臨んだ。
米の銘柄は「とちぎの星」と「キヌヒカリ」。それぞれ精米180キロと玄米7・5キロを宮内庁が買い取った。
大嘗祭の中心的儀式「大嘗宮の儀」は11月14~15日に行われる。
タグ:大嘗祭
2019-10-16 06:13
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