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★【日本人の心 楠木正成を読み解く】第1章 時代を駆け抜けた5年間(1) [◉日本流を考える]

【日本人の心 楠木正成を読み解く】第1章 時代を駆け抜けた5年間(1)

【日本人の心 楠木正成を読み解く】第1章 時代を駆け抜けた5年間●(=■1) 笠置山 お召し即日参上 忠義誓った
笠置寺の後醍醐天皇行在所跡に立つ歌碑=京都府笠置町(恵守乾撮影)
 ■笠置山 お召し即日参上、忠義誓った
 元弘(げんこう)元(1331)年5月、後醍醐天皇の討幕の企てに鎌倉幕府は、天皇の流罪や側近の処刑を決めた。東使(とうし)の上洛を知った天皇は内裏(だいり)を脱出して笠置山(かさぎやま)に臨幸(りんこう)した。幕府の大軍が迫る不安の中、不思議な夢を見た天皇は、笠置寺の衆徒から河内(かわち)の武士、楠木正成(くすのき・まさしげ)の存在を教えられた。召し出すと正成は即日、参上し、忠誠を誓って河内に帰り、挙兵した。
 笠置山は、京の六波羅探題(ろくはらたんだい)が集めた武士10万余で囲まれる。幕府は別に20万余の武士を畿内(きない)に向かわせ、正成ら天皇方の討伐をめざした。
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