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【正論4月号】天皇を守った英雄たち 明智光秀「本能寺の変」は義挙だった 評論家 宮崎正弘 [3)日本の歴史]

【正論4月号】天皇を守った英雄たち 明智光秀「本能寺の変」は義挙だった 評論家 宮崎正弘

※この記事は、月刊「正論4月号」から転載しました。ご購入はこちらへ。
■歴史解釈の陥穽隠蔽された真実
 明智光秀は尊皇の武将だった。
 歴史は合理主義では合点がいかない神秘性を伴う特質があるが、現代日本人は気がつかない裡に戦後の怪しい歴史観に汚染され、洗脳されてしまった観がある。いやもっと正確に言えば、明智光秀に「主殺し」という汚名を被せ、秀吉がなした歴史改竄の誤謬に気がつかず、妄説から目覚めていないのである。
 現代日本人は進歩主義歴史観に洗脳されてしまったばかりではない。マルクス主義の階級史観や左翼の進歩主義史観の悪影響もさりながらもっと基本的な歴史解釈の誤りに基づいている。その典型が明智光秀への誤断であろう。
 世の中を蔽った、戦後の面妖な歴史観が基本的に間違いであることは言を俟たない。たしかにマルクス主義の進歩史観の悪戯も大きいし、GHQの「太平洋戦争史観」「東京裁判史観」の呪縛からもいまだに抜け出せないでいる。
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タグ:明智光秀
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