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保護者も学校を変えられる。麹町中の「もうひとつの改革」 [❹教  育]

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麹町中学校校長の工藤勇一氏と保護者が活発に意見交換を行う「The 麹中座談会。こうした場を企画しているのは同校のPTAだ。しかし当初から多くの保護者が足を運び、白熱した議論が行われていたわけではない。現在のような姿に至るまでには、工藤氏の進める学校改革に賛同し、保護者自身もPTAのあり方を見直してアクションを続けてきた経緯がある。PTA役員として、その中心にいた当事者に話を聞いた。

2017年度に麹町中学校のPTA会長を務めた木村雅俊氏(右下)、同じく副会長の木村由香氏(左下)、副会長の菱沼かや氏(左上)、副会長の上村実代氏(右上)

PTA活動をいかに軽くするか

 就学中の子を持ち、現在進行形で学校と関わっている人の中には、「PTA役員になる」ことにネガティブな印象を持つ向きもあるかもしれない。あるいはPTAの存在意義が見えず、「会費を払うことさえばかばかしい」と感じている人もいるのではないだろうか。

「僕自身も、当初はPTAのあり方を残念に思うことがありました」

 そう話すのは、次男が入学した2015(平成27)年度から3年間にわたり麹町中学校のPTA会長を務めた木村雅俊氏だ。

「工藤校長と僕に共通していたのは、『形式張ったことが嫌い』という点でした。だから、目的がよく分からないことを一から見直していったんです。委員会などの集まりでは、お菓子やお茶を用意して配るような仕事は減らしていく。PTAから保護者に向けた書類では、時候のあいさつよりも、大切な『テーマ、日時、場所』を大きく伝えることに主眼を置く。そんなふうに少しずつPTAのあり方を変えていきました」

 

 

 

 


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