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対話の先にある「米朝衝突」、最悪のシナリオから目を背けるな [2)世界・軍事]

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 平昌五輪中は延期された米韓合同軍事演習だが、米軍は3月18日のパラリンピック閉会以降に実施を宣言している。

 北朝鮮の核攻撃能力は、近年その技術水準が確実に上昇している。2月8日に北朝鮮が実施した軍事パレードでは、その自信の表れが見えた。最新鋭のICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星15型」などが華々しく披露され、昨年4月に実施された金日成主席生誕105年パレードと比較し、質的にも明らかに上回っていた。これまで短・中距離ミサイルについて多くの種類を保持し過剰感があったが、最近は射程距離ごとに機種を絞り合理化している。

 現時点では、「火星12型」が通常の弾道ミサイルより角度を上げて宇宙空間まで飛ばすロフテッド軌道での打ち上げに成功し、昨年9月の通常発射で約3700キロの水平飛行ができたことから、そのミサイル部分の戦力化は完成したと見ていいものの、核弾頭部分が未完成である。

 

 

 

 


タグ:米朝衝突
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