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「台湾女子」の間で「中国男子」が人気のワケ

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 知人の30歳前後の台湾人女子に、恋愛についての話を振ったらこんな返事が返ってきた。

「最近の台湾の女の子の間では、中国男子と恋愛するのが流行っているんですよ」

 いわく、「一人っ子政策で男性が余っているので、女の子にマメで家事全般得意」かつ「経済的に豊か」なのがポイントらしい。日本人の筆者からすれば、台湾人男性が既に結構マメという認識があるため、それ以上にマメな男性と言われても想像しづらいが、懐具合についていえば「22K」(新卒月給が22,000台湾元[=日本円で約8万円]しかないの意)と揶揄されるほど低賃金が社会問題化している台湾に比べて、中国都市部での給与はどんどん上昇しているのだから、さもありなんだ。

Tomwang112/iStock

 

 世界史上最長といわれた戒厳令下で民主化が進んだ1980年代以降に生まれた台湾人は、「台湾の現状はすでに独立主権を持った国家である」という台湾人アイデンティティーを生まれながらにして持っており、「天然独」と呼ばれる。この「天然独」、2014年に立法院が占拠された「ひまわり学生運動」を担ったことで知られる存在となったが、最近、そんな天然独世代(台湾のミレニアル世代)にふたたび注目が集まっている。

 

 

 

 


タグ:台湾女子
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