【編集者のおすすめ】保守の名の上にあぐらかく政治家はいらない 『保守の真贋』西尾幹二著 [◆之が言いたい]
先の衆議院解散、総選挙は、本書の企画段階では想定外でした。しかし、若者が「保守的」であることを好むようになってきていること、何事であれ事を荒立てることを好まない今の日本社会の体質が、安倍政権を公認していることを著者の西尾幹二氏はきちんと感じとり、その上で「わが国の未来を変えたいというひたむきな情熱」から本書を著しました。
20代の若者が「就職率の高さ」や「現状維持」を望んで、自民党を支持するのは致し方ないかもしれません。しかし、上の世代は、ほかに選択肢がないからという消去法で安倍政権・自民党を支持しつづけていいのでしょうか。
【西尾幹二】秋の特別対談「激動する世界、私たちは?」[桜H29/10/14]
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