ジョン・サドワース記者、BBCニュース(北京)
謝燕益(シェ・ヤンイー)弁護士は繰り返し当局から身体を痛めつけられたが、何より耐えがたかったのは肉体的な苦痛ではなかった。
午前6時から午後10時まで低い椅子にしゃがみ込む、負荷のかかる姿勢をとらされた。
このような体勢を15日間続けると、足の感覚がなくなり、排尿もしづらくなったと謝さんは話す。
食べ物を与えられず、「十数時間も」厳しい拷問を受けた時もあったという。
謝さんは殴られた。
寝ている間にも監視された。看守たちは、一晩中同じ姿勢で寝るよう謝さんに命令した。
しかしこうした身体的苦痛よりも何より耐え難かったのは、独房に入れられたことだという。
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