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今度は山尾志桜里氏の不倫疑惑…民進党が支持を得られないワケ 9月7日

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【産経抄】今度は山尾志桜里氏の不倫疑惑…民進党が支持を得られないワケ 9月7日

民進党の山尾志桜里氏=国会内(斎藤良雄撮影)

 

 なぜ、民進党は支持を得られないのか月刊誌「中央公論」8月号で、所属議員たちが緊急討論を行っている。玄葉光一郎衆院議員によれば、北朝鮮のやまない挑発行動と高い株価、メディアコントロールの3つが、安倍政権に有利に働いているという。

 ▼いや、それだけが理由ではなさそうだ。前原誠司代表は新執行部の人事の目玉として、緊急討論にも参加している山尾志桜里元政調会長(43)の幹事長起用を決めていた。山尾氏といえば、「保育園落ちた 日本死ね」の匿名ブログを国会で取り上げ、大いに名を上げた。自身が抱える政治資金疑惑をものともせず、舌鋒(ぜっぽう)鋭く政権批判を繰り返してきた論客である。

 ▼そこに「文春砲」が炸裂(さくれつ)した。今日発売の週刊誌で、既婚男性との不倫疑惑が報じられるとわかり、起用を断念した。11年前の「偽メール事件」の悪夢が蘇(よみがえ)ったのかもしれない。国会質疑で所属議員が証拠にあげたメールが捏造(ねつぞう)と判明して、当時党の代表を務めていた前原氏は辞任に追い込まれている。

 ▼もっとも今回、山尾氏も相手の男性も疑惑を否定している。弁解を信じておとがめなし、とはいかなかった。ただ、臭いものに蓋をする。せっかく新たな民進党が船出したばかりというのに、世間の風当たりを気にしてびくびくする、「小心翼翼」のリーダーの姿が痛々しい

 ▼実は、この四字熟語の本来の意味は違う。慎み深く細かいことにも気を配り、まわりの国々の者が帰服した。中国・周王朝の基礎をつくった文王の徳をたたえた言葉だという(『四字熟語ひとくち話』岩波新書)。

 ▼だとすれば、迷走続きに嫌気がさした議員による「離党ドミノ」が心配されている民進党には、まったくそぐわないことになる。


タグ:産経抄
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