【解答乱麻】子供と向き合うのは「負担」なのか 気になるのに早く帰宅して気が休まるか 藤崎育子
開善塾教育相談研究所所長・藤崎育子
不登校・ひきこもりの子供たちの家庭訪問や合宿の合間に講演を行っているが、その中には校長や教頭など管理職対象のものもある。講演を聞いて、自分の学校の教職員にもぜひ聞かせたいからと校内での研修を依頼されることがある。
最近、親しい校長先生たちから、立て続けに同じ心配事を聞かされた。それは「負担軽減」という言葉ばかりが先行してしまうことへの危惧である。
先生方の負担になるから、これもやめましょう、あれもやめておきましょうという話が増えたというのである。ある学校では家庭訪問も先生方の負担になるので控えましょうという雰囲気になっているという。
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