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【田村秀男の日曜経済講座】円相場に振り回される景気 成長加速に向け「日本第一主義」を [ 2>「経済解説」]

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【田村秀男の日曜経済講座】円相場に振り回される景気 成長加速に向け「日本第一主義」を

 円相場を尻尾、景気を胴体に例えると、今の日本経済は尻尾が胴体を振り回す犬のようである。円相場は日銀政策ではなく、米金利、トランプ米政権の経済政策や中東情勢など外部要因に左右される。先行きが見通せない企業は高収益を挙げても設備投資や賃上げには慎重になり、ひたすらため込む。カネが回らないことには経済は超低空飛行を続け、上昇軌道に乗れない。

 グラフは円・ドル相場に対する主要経済指標の相関係数を追っている。ご存じの読者も少なくないだろうが、相関係数はパソコンソフトのエクセルで瞬時にはじき出せる統計分析手法である。最大値は1で、異なる2種類のデータが一つの狂いもなく連動する。熱愛の新婚カップルの行動がそうだ。係数が下がると連動の度合いの低下を示すが、一般に0.7以上は相関の度合いが高いとされる。カップルの行動が相反するようになると、係数はマイナスに落ち込む逆相関になる。アベノミクスを念頭にして、各時点までの4年の期間を区切って推移を追った。

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