【宙ガール急増】「都会の天体観察」で星に願いを…双眼鏡もヒット

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2017.1.21 09:00

【宙ガール急増】「都会の天体観察」で星に願いを…双眼鏡もヒット

六本木ヒルズ屋上で行われている星空観察会「六本木天文クラブ」＝東京都港区

　空気が澄んだ寒い季節は星空の美しさも格別だ。自然の中に出かけなくてもいい。高層ビル屋上の天体観察会に足を運べば、都会でも星空がぐっと近づく。シニア男性中心だった天文ファンも女性や若者が急増。「宙（そら）ガール」用の双眼鏡がヒットしている。（重松明子）

　午後7時、東京都港区の上空。地上238メートル、海抜270メートルの屋外に出た。冷気のなか、火柱のように輝く東京タワーの足下に街の灯が沈み、頭上にはシャンパン色の弓張月。そのあわいに冬の大三角が煌々（こうこう）ときらめく。おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン。オリオン座の右肩にあたるベテルギウスを解説者が指して、「超新星爆発（星の死）に近づいています」。最期の命を燃やすように巨星が赤くゆらめいた。

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タグ：宙ガール