SSブログ

刀剣女子垂涎? 「冬廣」一門の刀展示 福井・若狭歴史博物館

閉じる

2017.1.15 16:06

刀剣女子垂涎? 「冬廣」一門の刀展示 福井・若狭歴史博物館

「冬廣」一門の技法を用いた刀剣が並ぶ展示会場=福井県小浜市

 若狭を本拠に日本刀を生み出してきた刀工集団「冬(ふゆ)廣(ひろ)」一門が室町時代後期から江戸時代にかけて制作した刀剣を紹介するミニ展示が、福井県小浜市遠敷の県立若狭歴史博物館で開かれている。1月22日まで。

 冬廣一門は鎌倉(神奈川県)の刀鍛冶の流れを受け継ぐ。「備前刀」(岡山県)などの影響も受け、若狭から山陽、山陰地域にも広がっている。精巧な波模様が目を引く短刀や脇差し、冬廣に関する文書など約20点を展示している。

 八幡神社(小浜市)所蔵の太刀は17世紀中頃に作られ、長さは1メートル以上あり、外装には鳥の工芸などの装飾が施されている。

 戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の指令で接収され、さび付いた状態だったものを手入れした刀も並ぶ。慢心せずに鍛えるなど、冬廣一門に伝わる教えを記した文書なども展示している。

 有馬香織学芸員は「若狭地域に高い技術を持つ刀工集団がいたことを多くの人に伝えたい」と話している。

 観覧料300円(高校生以下と70歳以上、障害者は無料)。問い合わせは同博物館((電)0770・56・0525


タグ:刀剣女子
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

Facebook コメント