【新聞に喝!】戦争遂行に貢献した「新聞」 戦争責任を反省したといえるか? 元東京大学史料編纂所教授・酒井信彦 [◆マスコミ]
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2017.1.15 11:30
【新聞に喝!】戦争遂行に貢献した「新聞」 戦争責任を反省したといえるか? 元東京大学史料編纂所教授・酒井信彦
安倍晋三首相は昨年12月27日(現地時間)、米ハワイの真珠湾記念館を訪れ、オバマ米大統領とともに追悼式に臨んで演説を行った。新聞各紙は29日にそれについての社説を掲載している。その論調は評価するものと、しないものと、大きく2つに分かれた。前者が産経と読売、後者が朝日、毎日、東京、そして日経であった。
評価するものは、反省や謝罪に言及せず、未来志向に徹したことを挙げた。評価しないものは、反省・謝罪がなく、特に、日米戦争の前提となり、かつ連動していたアジア地域の被害に言及しなかったことを挙げた。例えば、東京の社説のタイトルは「和解の力、アジアにこそ」とある。
以下抜粋>・・
戦争当時は、朝日と毎日(東京日日)が2大紙であって、読売の部数はずっと少なかった。その両紙が満州事変を機に、戦争を積極的に賛美する報道を展開したのは、まぎれもない事実である。新聞は戦争の遂行にあたって、絶大な貢献をしたのである。・・
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