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門田隆将さん「汝、ふたつの故国に殉ず」 日台の絆、正義と勇気の人 [◉日本流を考える]

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2017.1.9 09:19

門田隆将さん「汝、ふたつの故国に殉ず」 日台の絆、正義と勇気の人

「台湾のことを知らない若い人にも読んでほしい」と話す門田隆将さん(喜多由浩撮影)

 日本と台湾はなぜ強い絆(きずな)で結ばれているのか…。ノンフィクション作家の門田隆将さん(58)が双方にルーツを持つ男の生涯を追いながら、このテーマに斬り込んだ。日台で出版された『汝(なんじ)、ふたつの故国に殉(じゅん)ず』(KADOKAWA)。日本統治時代、国民党政権下で起きた二・二八事件、苦難の時代と正面から闘った「正義と勇気の人」。不屈の精神と祖国への真摯(しんし)な愛に心を揺さぶられる。

 湯徳章(とう・とくしょう)(日本名・坂井徳章)は、日本統治時代の明治40(1907)年、日本人の父と台湾人の母との間に台湾南部の台南で生まれた。熊本出身の父・坂井徳蔵は新天地を求めて台湾へ渡り、警察官になる。

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