「日本はトランプ政権と一定の距離も必要」「中国覇権」拡大に懸念 元在沖縄米海兵隊政務外交部次長・エルドリッヂ氏
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2016.12.8 08:30
「日本はトランプ政権と一定の距離も必要」「中国覇権」拡大に懸念 元在沖縄米海兵隊政務外交部次長・エルドリッヂ氏
元在沖縄米海兵隊政務外交部次長のロバート・エルドリッヂ氏は7日までに産経新聞の取材に応じ、今後の日米関係に関しトランプ次期米大統領が日本として連携が難しい政策を進める場合は「一定の距離を置いた方がいい」と述べ、日本の政策決定における米国の意向反映を弱めることを提案した。日米同盟は維持、発展させ、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は米国抜きでも発効できるよう要件変更を求めた。
エルドリッヂ氏は、トランプ政権が「世界の問題で必ずしも日本に相談するとは思わない」と述べ、米側の政策転換や新方針に注意する必要性を指摘。「日本の観点で優先事項を決めることも必要だ」とした。
タグ:トランプ政権
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