【古森義久のあめりかノート】米大統領選トランプ候補はイデオロギー色ゼロ 米国の保守主義は空洞化したのか否か?
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2016.10.23 11:00
【古森義久のあめりかノート】米大統領選トランプ候補はイデオロギー色ゼロ 米国の保守主義は空洞化したのか否か?
最終盤となった米国の大統領選挙をみていての疑問の一つは、米国年来の保守主義はどうなるのか、である。この疑問はドナルド・トランプ候補の指名で土台を壊した共和党の命運への問いとも表裏一体だといえる。
近年の大統領選挙は、程度の差こそあれすべて保守主義とリベラリズムの対決だった。ごく簡単にいえば、保守主義とは政府の民間介入を最小限にする「小さな政府」、社会的な価値観では伝統の保持、対外的には強固な軍事力を含めての普遍的価値の投射、そして介入などを求める思想である。
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