【富山政活費不正】「全額使ってもらわないと困る」「前払い」…政活費悪癖の蔓延が浮き彫りに
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2016.9.22 18:06
【富山政活費不正】「全額使ってもらわないと困る」「前払い」…政活費悪癖の蔓延が浮き彫りに
富山県市両議会の政務活動費不正問題は、21日にも新たに県議1人が辞職願を提出するなど、両議会の辞職者は計12人となった。辞職議員らの言動から浮かび上がるのは「使い切り」や「前払い」といった政活費に関する悪癖が蔓延していた実態。根底にあるのは政活費が公金であるという意識の低さで、専門家からは「今回の問題は氷山の一角だ」との指摘も出ている。
「全額使ってもらわないと困る」
富山市議会共産党会派の代表は約2年前、自民党会派の市議からこう告げられた。「政活費(の支給額)を上げたいが、余らせる会派があると『今の額では足りない』といえない」などという趣旨の説明を受けたという。
タグ:地方議員劣化
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