遺骨収集、独の尊厳「誰であれ弔う」毎年3万人埋葬 第二次大戦の戦没者 [1)英霊・靖国]
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2016.8.22 22:26
遺骨収集、独の尊厳「誰であれ弔う」毎年3万人埋葬 第二次大戦の戦没者
第二次大戦の戦地で命を失った日本人戦没者の遺骨収集活動が停滞する中、将兵ら約600万人が戦没したとされるドイツでは、現在も政府の委託を受けた民間団体が欧州各地で地道に捜索を続けている。1万人規模のボランティアが活動を支え、毎年3万人分以上の遺骨を埋葬。関係者は「誰であっても、人としての尊厳を取り戻して弔われるべきだ」と話す。同じ敗戦国の日独で、戦没者遺骨収集に向き合う姿勢に違いが表れている。(池田祥子)
ボランティア1万人
「あの森には2万8千人のドイツ将兵らの墓があります」。ベルリンの南東約50キロにある旧東ドイツ地域の小さな町、ハルベ。戦没者の遺骨収集や墓地の整備・管理を行う「ドイツ戦争墓地維持国民同盟」(VDK)ブランデンブルク州支部長のオリバー・ブライトハウプトさん(48)が指さした。
タグ:遺骨収集、独の尊厳
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