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【お金は知っている】金融政策どん詰まりの中国 たどる道は不動産バブル崩壊か資本逃避か… [ 2>「経済解説」]

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2016.7.16 10:00

【お金は知っている】金融政策どん詰まりの中国 たどる道は不動産バブル崩壊か資本逃避か…

リーマンショック後の米国と中国の中央銀行資金発行

 中国の金融政策が行き詰まった。2008年9月のリーマン・ショック後の高度経済成長の原資になってきた中国人民銀行による人民元資金発行が困難になったからだ。(夕刊フジ)

 習近平政権は元を刷る代わり、国有商業銀行に命じて、融資を急増させる一方で、財政難の地方政府には債券を発行させている。

 グラフはリーマン後の米中の中央銀行資金発行の増加額の推移で、人民元をその時点での対ドル相場をもとに換算して、ドルと比較している。米連邦準備制度理事会(FRB)は金融恐慌回避のために、ドル札を大量発行する量的緩和政策に踏み切った。人民銀行は14年まではドルにほぼ合わせる形で元を増発してきたことがわかる。一国の金融の量を他国に合わせる政策は他に例がないが、中国の場合は一定の条件のもとでは可能だった。

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タグ:田村秀男
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