天皇、皇后両陛下は5日、令和6年能登半島地震で甚大な被害のあった石川県の馳浩知事に対し、侍従長を通じ、犠牲者を悼み、被災者を見舞う気持ちを伝えられた。また、災害対策のために尽力する関係者へのねぎらいの気持ちもあわせて伝えられた。
両陛下は昨年10月、地方公務で同県を訪問されたばかり。宮内庁によると、多くの犠牲者、安否不明者が出ていることに深く心を痛め、厳しい環境で避難を余儀なくされている人々の健康状態を案じられているという。側近は「復旧状況や、被災した方々の気持ちを十分に踏まえることが大切だとお考え」とした上で、「タイミングを見極めて、お見舞いにいくことができればという気持ちをお持ちではないか」と推し量った。
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