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高橋洋一「日本の解き方」   政府の対外支援は〝バラマキ〟か エジプトに約339億円 ODAは財投債が財源、国民負担は意外に大きくない

高橋洋一「日本の解き方」

政府の対外支援は〝バラマキ〟か エジプトに約339億円 ODAは財投債が財源、国民負担は意外に大きくない

岸田文雄首相=8日午前、国会・衆院第1委員室
岸田文雄首相=8日午前、国会・衆院第1委員室

岸田文雄首相は中東の外遊で、エジプトの経済・財政状況の改善のため2・3億ドル(約339億円)の支援を検討すると伝えたほか、ヨルダン国王には1億ドル(約147億円)の財政支援を行う方向と述べた。SNSなどでは海外への支援についてバラマキだと批判の声もあるが、こうした支援はどのような意味があるのか。

政府による開発途上国への支援は政府開発援助(ODA)がほとんどだ。ODAは①公的機関またはその実施機関によって供与され、②開発途上国の経済開発や福祉の向上に寄与することを主たる目的とし、③譲許的性格を有する(有償資金協力の場合、金利、償還期間などの貸し付け条件が受け取り国にとって有利に設定されている)ものだ。

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[>]元は云えば原資は税金、国富

それで国益に資するのか?

見返りは何だ?


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