旧統一教会の創設者である文鮮明氏(左・故人)と妻で現在の教団総裁の韓鶴子氏(写真:ロイター/アフロ)

(作家・ジャーナリスト:青沼 陽一郎)

仮に解散命令が出ても教団自体はなくならない

 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の宗教法人としての解散命令を、政府が13日の金曜日に東京地方裁判所に請求した。今後は裁判所が命令を出すか判断する。

 宗教法人の解散命令は、宗教法人法の第81条で次のように規定されている。

「裁判所は、宗教法人について左の各号の一に該当する事由があると認めたときは、所轄庁、利害関係人若しくは検察官の請求により又は職権で、その解散を命ずることができる」

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