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中国・北京を襲った記録的な大雨による被害は「人災」との指摘が広がっている
表面的な開発を優先し十分な治水事業を怠った習近平・国家主席の失策との声も。
皇帝の紋章である竜は治水の象徴で、風水師は天に見放されたと騒ぎ立てている。
(福島 香織:ジャーナリスト)
福建省を直撃した台風5号(トクスリ)は、熱帯低気圧に変わった後も、北京で12年ぶりに最高レベルの暴雨警報が出るほどの集中豪雨をもたらした。8月1日までに洪水によって北京、河北ですでに20人以上の死者が出ている。SNSには、北京市西部郊外の門頭溝区は道路が濁流と化し、人が乗ったままの数十台の自動車を押し流す動画などが多くアップされている。
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