ChatGPTに代表される生成AIのブームが続いている。

 OpenAIやグーグルなどの米企業がリードしているが、中国も負けてはいない。スタンフォード大学人間中心AI研究所(HAI)の報告書「2022 AI Index Report」によると、AI関連の論文数では中国が全体の31.04%とトップ。欧州連合(EU)・英国の19.05%、米国の13.67%を引き離している。AIの研究力や人材面では世界屈指の実力を持っていることは間違いない。

 ChatGPTのローンチが昨年11月末のこと。半年あまりが過ぎた今、中国では「百模大戦」(百の大規模言語モデルの戦争)と呼ばれる混戦が続いている。中国ウェブメディア「智谷趨勢」によると、10億以上のパラメータを持つ大規模言語モデルはすでに79も発表されている。

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