中国のステルス戦闘機「J-20」(殲-20)(N509FZCC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で)

(譚 璐美:作家)

 防衛省は4月6日、中国海軍の空母「山東」が波照間島の南およそ300kmの海域を東に向かって太平洋上を航行しているのを確認した、と発表した。

「山東」は「遼寧」に続いて中国が建造した2隻目の空母で(註:遼寧はウクライナから購入した「ヴァリャーグ」を建造再開して完成させたもの。山東は中国初の国産空母)、公開された写真には、多数の戦闘機が甲板に停まっているのが見える。

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