【本当に強かった日本】スペインに日本征服を断念させた武力と知性(下)高い技術水準、世界トップの鉄砲保有国 イエズス会は高価な硝石交易で大名に接近 [◉日本流を考える]
【本当に強かった日本】スペインに日本征服を断念させた武力と知性(下)高い技術水準、世界トップの鉄砲保有国 イエズス会は高価な硝石交易で大名に接近
戦国日本の武力は、欧州諸国と比べて、どうだったのか。
『鉄砲を捨てた日本人』(中公文庫)という著書がある米ダートマス大学のノエル・ペリン教授によると、1589年に英国がフランスに軍を派遣するに際して、英国全土から集めた銃の数は1100挺足らずであった。
だが、その14年前の1575年の長篠の戦いで、すでに織田・徳川は3000挺、武田は500挺の鉄砲を動員していた。鉄砲伝来(1543年)からわずかの期間で、わが国で鉄砲は大量生産され、性能も改善され、全国的に普及し、当時の「世界トップの鉄砲保有国」になっていたのである。
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