写真はイメージです(出所:Pixabay)

(山田 珠世:中国・上海在住コラムニスト)

 今年もイチゴの季節がやってきた。

 上海で売られるイチゴで一番多いのは「奶油草莓」という名前のイチゴだ。ただ、ここ数年で中国市場に出回り始めたこのイチゴが、静岡生まれの品種「章姫」(あきひめ)であることは、あまり知られていない。

 奶油草莓は粒が揃っており、色も鮮やかで、筆者は何となく「日本のイチゴに似ている」と思っていた。しかし日本の品種だとは知らなかった。

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