中国進出企業に〝魔の手〟日本人激白、拘束の実態「太陽を見たのは、1カ月後に15分だけ」 アステラス製薬の幹部男性にスパイ容疑、独裁国家のリスク [❶中国]
中国進出企業に〝魔の手〟日本人激白、拘束の実態「太陽を見たのは、1カ月後に15分だけ」 アステラス製薬の幹部男性にスパイ容疑、独裁国家のリスク
中国当局が、アステラス製薬の現地法人幹部の男性を「スパイの疑い」で拘束した事件が、中国の日本人社会などに大きな衝撃を与えている。中国で2014年に「反スパイ法」が施行されて以降、日本人を含む外国人が拘束されるケースが相次いでいる。スパイの定義も不明瞭で、当局が恣意(しい)的に拘束する危険もある。林芳正外相は4月1~2日に中国を訪問し、秦剛外相と会談する調整に入った。拘束された男性の早期解放を求める意向だ。中国で暮らす日本人は約10万2000人(22年10月時点)もおり、共産党独裁国家のリスクが改めて浮かび上がった。
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