中国がチャットGPTに警戒感を高める「敏感な用語」について政府と異なる回答連発 [❶中国]
中国がチャットGPTに警戒感を高める「敏感な用語」について政府と異なる回答連発
米新興企業「オープンAI」が運営する「Chat(チャット)GPT」について、中国科学技術相の王志剛氏は3月上旬の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)で、「このような大規模な言語モデルは、しばしば予測できない、あるいは不正確な応答をもたらす」との懸念を表明。「当面は様子見をしなければならない」と述べて、チャットGPTの使用を制限する方針を明確にした。中国政府高官がチャットGPTについて言及したのは初めて。
これを受けて、米政府系報道機関「ラヂオ・フリー・アジア(RFA)」がチャットGPTで、「天安門事件」や「ウイグル問題」「ダライ・ラマ14世」といったいわゆる「敏感」な政治外交用語を検索した。
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