【田中角栄の檄】「私情は49%に抑える、51%は公に尽くす」田中角栄氏が駆け引き優先の政治を嫌ったゆえん 昨今の永田町への警鐘 丸テーブルの気遣い [❷政 治]
【田中角栄の檄】「私情は49%に抑える、51%は公に尽くす」田中角栄氏が駆け引き優先の政治を嫌ったゆえん 昨今の永田町への警鐘 丸テーブルの気遣い
例えば、最近の自民党非主流派の政権との向き合い方を見ていると、「芸」がない。牽制(けんせい)して足を引っ張るか、上手に立ち回って有利なポストを獲得しよう程度の思惑だけがミエミエである。
政治とは、政治家のロマン追求の場である一方、権力闘争の場でもあることから、ある程度は容認できても、いかにも寂しい。ましてや、同じ党である。建設的姿勢も望まれる。
そこへいくと、田中角栄元首相は多彩な「芸」の持ち主であった。敵対した相手にも徹底的に気遣いをし、結果として相手を〝虜(とりこ)〟にしてしまうのが常であった。
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