ブランド力×高価格で勝負「SAKE」文化を世界へ 日本酒の輸出額、13年連続で過去最高更新 工夫こらす「若手経営者」「酒造大手」 [1)経営・ビジネス]
ブランド力×高価格で勝負「SAKE」文化を世界へ 日本酒の輸出額、13年連続で過去最高更新 工夫こらす「若手経営者」「酒造大手」
世界的な和食ブームと歩調を合わせ、日本酒の輸出拡大が続いている。2022年の輸出額は前年比18・2%増の474億円となり、13年連続で過去最高を更新した。伝統的なイメージにとらわれず、個性やブランド力に磨きを掛けることで高価格化に挑む酒蔵も増加。「SAKE」文化を世界に根付かせようと、若手経営者や酒造大手が工夫を凝らしている。
■刷新
「海外では『DRUNKEN WHALE(酔ったクジラ)』という愛称で人気です」。高知県土佐市にある近代的なコンクリート造りの酒蔵で、酔鯨酒造の4代目社長、大倉広邦氏が看板商品の純米大吟醸「DAITO」をグラスに注いでくれた。
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