【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】不気味、磐梯山で火山性地震が増加 2000年にも「噴火前兆」騒ぎ…今回も静かに収まるか [◆日本の実態]
【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】不気味、磐梯山で火山性地震が増加 2000年にも「噴火前兆」騒ぎ…今回も静かに収まるか
福島・磐梯山(1816メートル)で、また、火山性地震が増えている。2022年12月の末の話だ。
「また」というのはほかでもない、00年夏の「噴火前兆」騒ぎのことだ。この年にはそれまでにないほどの火山性地震が頻発した。
地元の誰もが1888年の大噴火を思い出した。19世紀で日本最大の噴火だった。磐梯山の山体崩壊が起きて形が大きく変わっただけではなく、五色沼が作られた。20億~30億トンもの岩石が噴出した。犠牲者は500人近かった。いくつもの村や山林や耕地が埋まった。噴火は1日で終わった水蒸気爆発だったが、すさまじい噴火だった。川がせき止められて、その後の観光名所、五色沼も作られた。
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