【外交予測座談会】2023年に起こりうる中国による尖閣奪取、日本がウクライナから学ぶべきこと [❶国 防]
【外交予測座談会】2023年に起こりうる中国による尖閣奪取、日本がウクライナから学ぶべきこと
いまだ収束の糸口が見えないウクライナ戦争。それを好機とみるのが中国だ。台湾侵攻だけでなく、その“魔の手”は日本の目と鼻の先まで伸びてきている。安全保障研究者の小泉悠氏、ジャーナリストの峯村健司氏、国際政治学者の細谷雄一氏の3氏が2023年の外交問題について語り合った。
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細谷:中国の尖閣奪取が現実味を帯びるなか、最も心配なのは日本国民の士気です。ウクライナと違い、日本では「中国が攻めてきたら外国に逃げればいい」との意見が大多数になる恐れがある。その考えが習近平の背中を押し、尖閣諸島の奪取や台湾侵攻を決断させるリスクがあります。
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