【日本の覚醒】戦後日本に混入した〝2つの異物〟 「非武装中立」と「鼓腹撃壌型の平和主義」 国家、国民の安全こそが政府の一丁目一番地 [❶国 防]
【日本の覚醒】戦後日本に混入した〝2つの異物〟 「非武装中立」と「鼓腹撃壌型の平和主義」 国家、国民の安全こそが政府の一丁目一番地
国家安全保障の原点は「国家と国民の安全」である。それ以外のものに軸足を置くことは許されない。政府の権力は、主権者である国民から信託されたものである。国家安全保障における過ちは、数百万人の国民の命にかかわる。その被害の大きさは津波や地震の比ではない。
総理大臣は、その椅子に座った瞬間から、その重圧に耐えなくてはならない。両肩の肉にギリギリと「責任」の2文字が食い込む。亡くなった安倍晋三元首相は現職時代、常に自衛隊最高指揮官の責任を忘れぬよう、「五金桜星」を埋め込んだ漆黒の指揮棒を執務室の机上に置いておられた。安倍氏は時折、自衛隊幹部に真顔で質問されていた。「勝てるのですか」「自衛隊員は何人戦死するのですか」と。それが為政者のあるべき姿である。
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