水道水が県基準超える濁り 宮城、民間が運営 [❸政 策]
産経ニュース
宮城県は12日、仙台市と松島町で、水道用水の濁り具合を示す濁度が県の基準を超えたと発表した。健康被害は確認されていない。県は全国で初めて上下水道・工業用水の運営権を民間に一括売却しており、4月の運用開始後、基準を超えたのは初めてという。
県によると、9日に仙台市の調整池で業者が点検手順を誤って緊急遮断弁が作動。弁に付着していたさびなどが水に混ざった。
水道法は濁度を2度以下にするよう定めているが、県は独自基準で0・1度以下と設定。今回は松島町で0・36度、仙台市で0・11度だった。
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