捜査員の腕章盗んだ疑い 偽議員バッジの男再逮捕へ これまで外務省、厚労省ほか「国会議事堂や国交省、経産省にも侵入した」と供述も
東京都千代田区の警視庁丸の内庁舎に侵入し、捜査員用の腕章を盗んだとして、警視庁捜査1課は窃盗と建造物侵入の疑いで品川区の無職、藤本叶人容疑者(22)=建造物侵入罪で起訴=を6日に再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
藤本被告は胸に偽の国会議員バッジを着け、8月24日に外務省に、同25日に厚労省などが入る東京・霞が関の中央合同庁舎5号館にそれぞれ侵入したとして、建造物侵入の疑いで2回逮捕、起訴されていた。
捜査関係者によると、5月中旬~7月中旬、丸の内庁舎に侵入し「組対二課」と記載された腕章2点を盗んだ疑いが持たれている。
藤本被告はこれまで「国会議事堂や国土交通省、経済産業省などにも侵入した」と供述、警視庁丸の内庁舎にも立ち入ったことが判明し、警視庁は裏付け捜査を進めていた。
コメント 0