AI画像生成ツールがはらむ危険性 災害時に誤情報の拡散も ITジャーナリスト・三上洋氏「一呼吸おいて真偽確かめたい」 [◆論 評◆]
AI画像生成ツールがはらむ危険性 災害時に誤情報の拡散も ITジャーナリスト・三上洋氏「一呼吸おいて真偽確かめたい」
人工知能(AI)が自動的に画像を生成するツールが注目されている。ネット上で単語を入力すると、無料かつ1分間程度で画像ができ上がるという便利な機能だが、精度の高さゆえ、誤情報の拡散を加速させるリスクもある。専門家は「災害時などは特に動揺が大きく、拡散する前に情報を精査すべきだ」と警鐘を鳴らす。
ツイッターの匿名アカウントが26日、「ドローンで撮影された静岡県の水害。マジで悲惨すぎる…」という文言とともに3枚の画像を投稿した。静岡は台風15号による記録的な大雨で大きな被害が出ていた。家屋が屋根付近まで水没するなど悲惨な状況を伝えた写真のようだが、実はAIが自動生成したものだった。
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