祇園祭に196年ぶり「鷹山」 難局乗り越え巡行復帰へ [2)伝統・文化]
祇園祭に196年ぶり「鷹山」 難局乗り越え巡行復帰へ
今夏の京都・祇園祭の後祭(あとまつり)(7月24日)で、196年ぶりに山鉾(やまほこ)巡行に本格復帰する鷹山(たかやま)の「試し曳き」が4日、京都府京丹波町で行われた。江戸時代の暴風雨で懸装品(けそうひん=装飾品)が損傷して巡行に出ない「休み山」となり、幕末の戦火で大部分を焼失したが、10年前から地元の有志らが文献などを基に山を再現。後世への思いも込め、2カ月余りに迫った本番に向けて準備が着々と進められている。
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