【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】今こそ「核抑止の議論」の必要性 「非核三原則」表明から55年、戦後教育の象徴「憲法9条」で国家の独立は守れるのか [❶国 防]
【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】今こそ「核抑止の議論」の必要性 「非核三原則」表明から55年、戦後教育の象徴「憲法9条」で国家の独立は守れるのか
ロシアのウクライナ侵攻で、核兵器の使用が危惧されている。ウラジーミル・プーチン大統領が2月末、核抑止力部隊に高い警戒態勢に移行するよう命じたからだ。独裁者の暴走を受けて、日本国内でも「核抑止の議論」が浮上しているが、「ようやくか…」という思いが非常に強い。
佐藤栄作元首相が「非核三原則」を表明してから55年―。核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」という理想は素晴らしいが、現実の国際社会はどうだろう。仮定でしかないが、1994年の「ブダペスト覚書」でウクライナが核兵器を放棄しなければ、プーチン氏の選択が変わっていたように思える。
タグ:核抑止の議論
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