【軍事のツボ】特別版 ウクライナ情勢にみる〝デジャブ〟と戦争の行方 ロシア軍の無人機、電子戦の活用方法は要検証 [2)世界・軍事]
【軍事のツボ】特別版 ウクライナ情勢にみる〝デジャブ〟と戦争の行方 ロシア軍の無人機、電子戦の活用方法は要検証
ロシア軍がついにウクライナに侵攻した。演習名目で国境付近に大規模な部隊を集結させたうえで、機を伺って侵攻する手法は1941年7月に日本陸軍が満州で行った「関東軍特種演習(関特演=かんとくえん)」を思い起こさせる。ただ、関特演は対ソ戦をにらんでいたものの、開戦には至らなかったことが単なるデジャブではない点だ。とはいえ関特演は日本の南方進出に結びつき、大東亜戦争に至っている。「歴史は繰り返す」というが、ロシアのウクライナ侵攻は大規模な戦争に発展していくのか。またロシア軍が21世紀の戦争でどのような戦い方をするのか、わが国にとって対岸の火事ではない。 ロシアは2月21日にウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認し、24日にウクライナに侵攻を開始した。ロシア軍はすでに臨戦態勢にあったにも関わらず、中国との関係を考え同20日の北京冬季五輪閉幕を待っていたと考えられる。
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