【国防を考える】やっと始まった「秘密特許」改正議論 歯止めかからぬ日本の軍事技術流出 “国内防衛産業技術”守る希望の光に [❶国 防]
【国防を考える】やっと始まった「秘密特許」改正議論 歯止めかからぬ日本の軍事技術流出 “国内防衛産業技術”守る希望の光に
日本の軍事産業は、国の緊縮財政政策の前に風前の灯だ。
軽装甲機動車などを開発したコマツは、自衛隊の装甲車両の新規製造から撤退した。三井E&S造船は、防衛省向けの艦艇・官公庁船事業を、三菱重工業に売却した。住友重機工業は、自衛隊向けの機関銃の公募試作品の部品設計図が、下請け企業から中国企業に流出した問題が発覚し、厳重注意を受けた。その後、選定途中で公募辞退した。
防衛装備の技術は高度化するが、防衛省からの発注では利益率が薄く、発注量も20年前の半分に落ち込んだ。これ以上、利益の薄い防衛省には付き合いきれないのだろう。
タグ:「秘密特許」改正議論
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