コロナ激減、第1波のピーク下回る 英紙「日本が驚きのサクセスストーリー」
新型コロナウイルスの感染状況が劇的に改善している。東京都の17日の新規感染者は40人と今年の最少を更新、昨年6月以来の低水準となった。入院患者は377人、重症者は35人まで減った。
全国の新規感染者は429人、重症者は317人と、いずれも昨年4~5月の「第1波」のピークを下回った。
新規感染者が最も多かったのが大阪府で71人。北海道が38人、神奈川県が37人、兵庫県が31人だった。
東京などで緊急事態宣言を解除してから2週間以上が経過し、各地で人出は増えているが、これまで感染が再び増加に転じる兆しはみられない。
このところの日本の減少について英紙ガーディアン(電子版)は「日本が驚きのサクセスストーリーとなった理由」という記事で、「欧州の一部は封じ込めに苦労しているが、日本では最悪の事態は終わるかもしれないという楽観的な見方が出ている」と報じている。
冬場の再流行に向けた備えは重要だが、ひとまずは喜んでいいのではないか。
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