陛下、秋恒例のお稲刈り [2)皇室・ニュース]
陛下、秋恒例のお稲刈り
天皇陛下は21日、皇居内の生物学研究所脇にある水田で稲刈りをされた。シャツにズボン、長靴姿の陛下は鎌を手に水田に入り、もち米の「マンゲツモチ」とうるち米の「ニホンマサリ」計20株を力強く刈り取られた。
皇居での稲作は昭和天皇が始めた恒例行事で、陛下は上皇さまから引き継がれた。宮内庁によると、陛下が今回刈り取られたのは、今年4月に自ら種もみをまき、5月に田植えをした苗から育った稲で、今年は長雨に見舞われることもあったものの、例年並みの生育状況となったという。
収穫された稲は伊勢神宮に奉納されるほか、11月に行われる新嘗祭(にいなめさい)など宮中祭祀(さいし)にも使われる。
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