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学校、アルバイト先で搾取される“偽装留学生” 外国人に見捨てられる日本の現実③ [◆日本の実態]

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 昨年新設された在留資格「特定技能」を通じ、政府は5年間で最大34万5000人の外国人労働者を受け入れるという。その候補者として、実習生と並んで期待されるのが日本への留学経験者だ。

 留学生の数は2019年6月末時点で33万6847人に達し、12年末から18万近く増えている。政府が推進する「留学生30万人計画」によって、アジアの新興国から出稼ぎ目的の留学生が大量に入国したからだ。

 留学生には「週28時間以内」でアルバイトが認められる。しかも仕事をかけ持ちすれば、法廷上限を超えて働くことも難しくない。手取り給与が月10万円程度の実習生よりずっと稼げるのだ。そこに目をつけ、「留学」を出稼ぎに利用する外国人が後を絶たない。

 そうした留学生の違法就労に対し、最近になって法務省入管当局が監視を強めている。「週28時間以内」を上回る就労が発覚し、留学ビザの更新が不許可となるケースも相次ぐ。ビザが更新できなければ母国へ帰国するしかない。また、学費の支払いで出稼ぎの目的が果たせず、自ら日本から去っていく留学生もいる。そんな留学経験者たちには、特定技能外国人として再来日する希望があるのだろうか。

(Kritchanut/gettyimages)

タグ:偽装留学生
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