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【田村秀男のお金は知っている】米株価が動かす米中貿易交渉 [ 2>「経済解説」]

【田村秀男のお金は知っている】米株価が動かす米中貿易交渉

 世界の株式市場が大荒れだ。米中貿易戦争と米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが最大の変動要因だが、株価は米国景気を大きく左右する。
 グラフは、米国の株価と名目国内総生産(GDP)の長期動向である。株価は大小のでこぼこを繰り返しながら上昇基調を続けてきたが、最近時点で下方に向いている。GDPは長期的に右肩上がりで、でこぼこになることはめったにないし、あっても比較的短期間で下落局面が収束している。ただ、目をよく凝らすと、GDPが下落または伸びが止まった時期がいくつかある。
 1990~91年、2001~02年、06~09年、15~16年で、いずれも株価の下落や低迷にひきずられている。株価の下落が激しかったのは01~02年のドットコム・バブル崩壊期、08年のリーマン・ショック前後で、リーマン・ショック後の09年前半から1年間は名目でマイナス成長に落ち込んだ。
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